クレジットカードや銀行口座がいくつもあると、引き落としのタイミングや残高、総資金を正確に把握することが難しくなります。
でも家計簿をつけるのは面倒くさいし、なるべく時間をかけたくありません。
そんな私は、次のようなExcelファイルを作成し、これ1つで現金と複数口座の預金を管理しています。
このエクセルファイルでは、次のことができます。
- 1つのシートに現金出納帳と預金出納帳の両方の機能を含めることができる
- 現金預金のみならず、〇〇Payや証券口座なども管理できる
- 最小限の表示内容で、目的の日付の現金と各口座の残高をチェックできる
- 不足額から、将来必要な入出金額がわかる
- 項目は、細かく分類・入力することも大雑把に入力することも自由
この現金預金出納帳の基本的なしくみは、SUMIF関数を使用しているだけです。この関数により、指定の日付までの入出金額の合計を計算しています。
このエクセルファイルは、以下のボタンまたはこちらからダウンロードできます(Zip圧縮しているので展開する必要があります)。
こんなよくわからないサイトからExcelファイルをダウンロードするのが心配という方は、Excelの扱いに慣れている人であれば同様のシートは簡単に作成できることでしょう。
なお、このZipファイルには2種類の現金/預金出納帳を格納しています。
1 は、冒頭の画像のように、入出金を正の整数(入金)またはマイナス(出金)符号を使用して一列で入力する方式で、口座などが多数ある場合でも見た目がシンプルになります。
2 は、以下の画像のように、マイナス記号を使用せず、入金と出金でそれぞれ別の列に入力する方式を採用しています。口座などの数が多いと表示内容が多くなってしまいますが、マイナスの扱いが苦手な方にお勧めです。
どちらにしても、日付の欄には、初期状態では本日を表す TODAY() 関数を入れてあります。「8/24」などと手入力すれば、指定した時点での各残高をチェックできます。
その他の細かい注意点は、Excelファイルの「記入例と注意事項」のシートに記載しています。
ご自由にご利用ください(※このファイルの正確性は保証しません。また、当方はこの現金・預金出納帳の使用に伴う一切の責任を負いません)。
私の場合、これを20年ほど使用し、引き落としのミスはなくなっています。