電気工事士技能試験にお勧めの手袋(グローブ)

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第二種電気工事士の技能試験を受けるにあたって練習を始めたところ、手袋(グローブ)が必要なことに気づきました。
電線や面取りされていない金属を扱うので、素手だと手をケガしてしまいかねません。

実際、技能試験の本番では、緊張や焦りもあってか、出血するようなケガをしてしまったという声も少なくありません。絆創膏を持っていくべきという人もいるほどです。

とはいえ軍手のような分厚い手袋では細かい作業がやりにくくて仕方がないし、ピッタリした手袋にはさまざまな素材のものがあり、何を選んでよいのかわかりません。

そこで、電気工事に向く手袋について調査してみました。

結論から書くと、以下の手袋がお勧めです。

「電気工事 手袋」で調べると「Amazonおすすめ」に表示されるグローブで、千件以上のレビューが付くほど売れており、見た目も電気工事っぽくて素敵です。

送料を考えると、1セットでよいなら Amazon でのご購入がお勧めで、予備や練習用を含めて3セットくらい必要な場合は楽天や Yahooショッピングでのご購入がお勧めです。

サイズに関しては、大人の男性であれば大抵Lサイズだと思います。私の手の場合、ショーワの作業用グローブではMがちょうどよいサイズですが、3Mのこのグローブは小さめなので、Lがピッタリでした(ただし指の太さは少し余るので、Mも使えます)。

この手袋をお勧めする理由は以下の通りです。

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電気工事に向く手袋の条件

電気工事に向く手袋の条件は何でしょうか。

ざっと思いつく条件を挙げてみると、

  • 適度に滑りにくい
  • 蒸れにくい
  • 丈夫で破れにくい
  • ぴったりフィットする
  • 引っ掛からない
  • 耐久性がある
  • 安い
  • 電気絶縁性がある

などが思い当たります。

ところが、調べてみると、これらをすべて満たす手袋は1つも見つかりません。

電気絶縁手袋はオールゴムの次のようなものが多く、通気性がありません。

合成皮革の電工手袋もありますが、厚みがあり、細かい作業に向きません。

どうしても電気絶縁性が要求される工事では少しの不便も仕方ありませんが、電気工事士技能試験のような、素手でもよい細かい作業に使う用途には、使い勝手が悪いでしょう。値段も安くありません。

ライトグリップは使えないか?

一般に、作業用グローブといえば、ショーワのライトグリップが人気です。コンビニや大型ドラッグストア(マツキヨなど)でも購入でき、お手軽です。

しかし、レビューを検索してみても、電気工事に使用している人はほとんど見当たりません。

電気工事関係の人が多く使用していた手袋は、3M のコンフォートグリップ グローブでした。

私は手元に両方あるので、何が違うのか比べてみました。

まず、グリップ面の見た目に関しては、次のような違いがあります。
左がショーワのライトグリップ、右が 3M のコンフォートグリップです。

土木作業や軽作業に向くライトグリップは表面に模様があり、グリップ力重視であることがわかります。厚みは同じくらいですが、細かい作業には滑りにくすぎるので、電気工事にはコンフォートグリップのほうが向いている感じがします。

ライトグリップも使えないことはないでしょうが、時間制限のある技能試験で使いたいのはどちらかといえば、私はコンフォートグリップを選びます。

調べてみてわかったもう一つの違いは、グリップ面の素材です。

ライトグリップは天然ゴムですが、コンフォートグリップはニトリルゴムが使用されています。
どちらも高い強度と伸縮性がありますが、ニトリルゴムにはより優れた耐油性、耐薬品性、耐熱性、耐摩耗性があります。ゴム臭がせず、ゴムアレルギーの問題がないことも長所です。

以上より、電気工事にはコンフォートグリップのほうが適性があるようです。

レビューを見ても、電気工事士試験のみならず、電気工事現場で活躍しているという意見が多数見つかります。

ちなみに、コンフォートグリップは、上記に挙げた要件のうち、電気絶縁性に関しては難点のある手袋です。商品説明にも、「本製品は電気絶縁性がありませんので、通電電気作業には使用しないでください」との注意書きがあります。

実際、コンフォートグリップは電気工事関係で多く使用されているものの、電気絶縁手袋ではありません。

これは、電気絶縁性を期待して使うのはNGという意味であり、素手でできるような電気工事作業をより安全に行うために使用する分には、まったく問題ないでしょう。

なお、いくらコンフォートグリップが細かい作業に向いているといっても、素手にはかないません。実際の技能試験では、片手のみ手袋を装着することも可能ですので、ご検討ください。

最後に、電気工事士試験に手袋が持ち込み可能かを心配される方もいらっしゃるかもしれませんが、それはまったく問題ありません。電気技術者試験センターで公開されている「受験案内」には以下の記述があるので、手袋が問題ないことは明らかでしょう。

手袋、工具を入れるための腰ベルトは使用できます。

てか、腰ベルト(腰袋)は狭い作業机を広く使うためにも便利そうですね。購入決定で。

グローブがあればウォーターポッププライヤが不要に?

ウォータポンププライヤは、技能試験公表問題No.11でアウトレットボックスにねじなし電線管を接続する際にのみ使用しますが、こちらの解説動画をみると、手袋があればプライヤを使用しないでそれなりに締め付けることができるという小技が紹介されています。

この方法は時短テクにもなり、個人的にもお勧めです。

また、ホーザンの合格マルチツール(以下)を使用して締め付ける方法もあり、こちらのほうが安上がりです。

https://amzn.to/43wCnmF

合格マルチツールは、器具から電線を外すときや、マイナスドライバーの代わり、リングスリーブの差し込みにも役立つので、よく使っています。

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